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Evernoteのプレミアム会員4年分を半額&格安で入手する方法

Evernoteのプレミアム会員4年分を半額&格安で入手する方法

2016年6月、Evernoteは、無料プランの同期可能端末数を2つに限定し、かつ有料プランであるプラス会員とプレミアム会員の料金を値上げした。
国内外のネットメディアでは、無料プランの制限と値上げに対して否定的な意見も多く、Evernoteからの移行先を紹介する記事も多数出てきている。

私も、無料でEvernoteを使用してきた一人で、今回の同期端末の2台までとの制限を受けて、MicrosoftのOneNoteを始め、様々な移行先を検討した。
しかし、Evernoteの代替となるようなサービスが見つからず、結局Evernoteのプレミアム会員になるのが最善の選択肢だと判断した。

しかも、今なら、値上げ前の価格よりもさらに安い値段で、4年分のEvernoteプレミアム会員権をゲットする方法がある。
この記事では、Evernoteプレミアム会員の魅力をお伝えするとともに、割引価格でEvernoteの有料会員となる方法を紹介する。




Evernoteプランの値上げと利用端末制限

これまで、Evernoteは、たとえ無料会員でもほとんど機能に制限がなく、月間アップロード容量が小さいくらいで、使用にほとんど支障はなかった。
仕事や学校のあらゆるノートやメモをEvernoteに保存しておけば、自宅のパソコン、外出先で使用するノートPC、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンでも、同じノートを常に同期しておけるため、もう手放せないほど便利なアプリだ。

そんなEvernoteの無料会員ライフを満喫していた多くの人にとって、6月末に配信された「Evernote ベーシックの仕様変更について」というメールには衝撃を受けた人も多いであろう。

6月からの新料金は次の通りで、無料プランであるEvernoteベーシックで利用可能な端末の数が2台までに制限され、Evernoteプラスが年額2,000円から3,100円に値上げ、Evernoteプレミアムが年額4,000円から年額5,200円に値上げされた。

Evernote plan

(Quoted from the Evernote.com / July 11, 2016)

それぞれのプランの違いを簡単にまとめると、次のようになる。

Evernoteベーシックの主な機能

  • ノートを同期できる端末数は 2 台まで
  • iPhoneやAndroidなどでのパスコードロック
  • 月間アップロード容量が60MB

Evernoteプラスの主な機能

  • すべての端末でノートを同期
  • オフラインノートブック
  • メールや添付ファイルのEvernoteへの転送・保存
  • 月間アップロード容量が1GB

Evernoteプレミアムの主な機能

  • Office文書の中まで検索が可能
  • PDFファイルへの注釈の記入
  • 撮影した名刺をデジタルデータとして保存・整理
  • ノートをそのままプレゼンテーションに変換
  • 月間アップロード容量が10GB

やはり、同期できる端末の数が制限されるのはかなり痛く、2台までとなると仕事用とプライベートのスマホだけで枠が埋まってしまう。
Mac、iPad、iPhone、Androidとザッと4台の端末を使用している私にとって、これは致命的な変更であった。

そこで、Microsoft OneNoteや、Simplenoteなどに代表される他社のノートサービスを実際に使ってみて、移行先を検討してみたのだが、これがどれもイマイチ。
Evernoteのように、ノートブックを階層化して整理し、個別のノートを一覧性が高い形で閲覧し、かつ添付ファイルもつけられるというサービスは、なかなか代替が効くものではない。

また、こうして各プランを見てみると、ノートに記載した文字だけではなく、ノートに添付したPDFやOffice文書の中まで文書の検索ができたり、名刺の管理ができたりと、有料のプレミアム会員もなかなか魅力的である。
冷静に考えてみると、年間数千円で、無限に使えて写真なども添付でき、しかも検索性が高く、あらゆる端末間で同期できるノートブックはめちゃくちゃ安いのではないかという気もしてくる。

無料会員が急に制限された!と少しショックだったが、冷静になると、これほど活用させてもらっているのだから、プレミアム会員へ移行しても悪くない。

もともと無料会員で、月間アップロード容量が60MBしかなかった私は、PDFやOffice文書はDropboxなどで管理し、そこまでEvernoteのヘビーユーザーとは言えなかった。
もしプレミアム会員になって、月間10GBが使えるとすれば、現在Dropboxでわざわざ別に管理しているファイルも統合でき、実は非常に便利なのではないか、と考えるに至り、プレミアム会員に入会することを検討し始めた。

半額でEvernoteプレミアムに加入する方法

とは言っても、やはり値上げされたばかりということもあって、いきなり年間5,200円を払うのはなんだかなあ、という気がしてしまうのは事実。
なんとか割引購入ができないかを考えていたところ、今回のプラン変更に合わせてなのか、EvernoteのWeb版にログインすると「プレミアム会員が50%オフ」というメッセージが表示されているではないか。

Evernote discount half price

このキャンペーン価格によって、なんと5,200円の半額、値上げ前のプレミアム会員よりもさらに安い2,600円で1年分のプレミアム会員となることができた。

今回の無料会員の制限と、値上げに衝撃を受けている人は、ぜひ急いでこの半額でのプレミアム会員に入会してみてはいかがだろうか。

Evernoteプレミアムを大幅な割引価格で3年分購入する方法

なんと、Evernoteプレミアム会員の価格が値上げされる以前から販売されていたまとめ買いパッケージに、まだ値上げが行われていないものが存在する。

そんな超お得なパッケージを販売しているのは、様々なソフトウェアのダウンロード販売などを行っているソースネクストのWebショップだ。
Evernoteのプレミアムが値上げされる以前から、プレミアム会員2年分の価格で3年間使えます、という触れ込みで、「EVERNOTE プレミアムパック 3年版」が税抜き9,260円が販売されていたのだが、これがまだ値上げされていないのである。

普通に3年間にわたってプレミアム会員になろうとすると、5,200円の3回分で15,600円がかかってしまう。
これを、ざっと5000円引きという大幅割引価格で入手できるのだからお得である。

また、1年間のプレミアム会員でも、税抜き3,704円と、およそ1,500円引きで加入できるのでオススメだ。

Screenshot

「EVERNOTEプレミアムパック」|ソースネクスト

エバーノートプレミアムが3年使える「EVERNOTEプレミアムパック」が9,260円、1年間のプレミアム会員も3,704円で入手できる。

しかも、この3年分のEvernoteプレミアム会員は、上記で50パーセントオフで購入した1年分のプレミアムを延長する形で購入出来る。
すなわち、合わせて4年分のプレミアム使用権が手に入るということだ。

Evernote expiration date

これで2020年まではプレミアム会員としてバリバリEvernoteを使いまくることができる。

Evernoteの無料ユーザーで、移行先に頭を悩ませている人には、悩んでいる時間があったら是非この4年間の快適プレミアム生活を検討することをお勧めしたい。

プレミアム会員は超快適!これを機にEvernoteを使い倒そう

プレミアム会員になってみると、これまでEvernoteのフルポテンシャルを全く活用できていなかったことに気づく。

そもそも、無料会員であった私は、月間アップロード容量が60MBに制限されていたため、PDFやOfficeファイルはわざわざ別にDropboxへ保存し、Evernoteは簡単なメモを記録するだけなど、あまり活用できていなかった。
ところが、Evernoteプレミアムになれば、月間10GBまでアップロードが可能なので、ありとあらゆるPDFやOffice文書をEvernoteにぶち込んで、本当の意味で、すべてを記憶させることが可能になった。

しかも、Office文書の中まで含めた検索はもちろんのこと、PDFへの注釈までもできてしまう。

Evernote pdf

閲覧したPDFに、文字や記号、ハイライトなどを自由に書き込み、注意すべき点や、ビジネス上での修正指示などをEvernote上でPDFに施すことができる。
容量も気にならないため、どんどんとPDFをEvernoteに保存していける。
PDFを扱う機会が多い人には、非常にオススメといえよう。

また、ノートをそのままプレゼンに使用できるプレゼンテーション機能も、なかなか便利だ。

Evernote presentation

こちらは単なる買い物リストであるが、例として示してみた。
プレゼンモードではノートの文字や画像を全画面で表示し、しかもマウスカーソルをポインタとして使いながら、ノートの説明ができる。
企業に勤めている人は、資料の作成に非常に多くの時間を取られているケースも多いので、普段使っているノートのままで簡易に説明プレゼンができてしまうのは便利だ。

また、こうしたプレミアムならではの機能だけではなく、単純にあらゆるファイルや文書をEvernoteに保存しまくることができるようになったのは大きい。
容量が気にならないから、様々な文書をiPhoneやiPad、Android端末のカメラでスキャンし保存できるEvernote Scannableを使って、片っぱしからメモやホワイトボードを保存しておける。
また、Scansnapなど、文書スキャンが可能なスキャナも導入したくなってくる。

これまで無料会員であった方も、ぜひプレミアムの導入を検討してみてはどうか。

About The Author

nipponomiaCo-Founder, Writer小松明
平成生まれ。神奈川出身。
米国でパブリック・アイビーの一つに数えられる州立大学への留学を経て、某旧帝大を次席で卒業。TOEIC満点。現在はNGO勤務。

英語の読解力にはかなりの自信があり、海外の学術論文からテック系ニュースまで、日々情報収集している。
主要な関心は日本、英米の社会保障制度。
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