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アメリカに引っ越したあなたに、絶対にオススメの銀行とクレカ

アメリカに引っ越したあなたに、絶対にオススメの銀行とクレカ

アメリカに留学や仕事で引っ越したものの、クレジットカードが必要な時は、日本のクレカを使い、普段は現金だけでなんとかしている、と言う人は多いのではないか?とりあえずアメリカで口座を作ったとしても、「Bank of America」のような、大手をとりあえず使っている人が大半なはずだ。

もしあなたが、アメリカでそのような選択をしているとしたら、年間数万円以上を簡単に稼ぎ出すチャンスを逃しているかもしれない。アメリカ在住の筆者が実際に使っている銀行とクレカを検討して、お得な決断をして欲しい。

銀行は100%「Alliant Credit Union」で決まり!

アメリカにきてしばらく運転などしていると、「Bank of America」「US Bank」「Chase」「Wells Fargo」などの大手銀行をしばしば見かけるはずだ。支店数も多いし、安心かな…なんて思いがちだが、実はこれらの銀行で口座を作るのは大間違いなのである。

なぜ間違いなのか?それにはいくつか理由がある。

  • これらの銀行の口座には毎月維持費がかかるものが非常に多い。「10万円以上をキープして入れば、維持費は免除」というようなタイプもあるが、海外生活には思はぬ出費がつきものなので、維持費がかからない口座を提供してくれる銀行を探すべきである。
  • これらの銀行は、カスタマーセンターに電話した時に、待ち時間が長いことが多い。僕は、以前US Bankをメインに使っていたのだが、一度15分またされて、結局用事があったため仕方なく切り、また後日かけ直さなければいけなかったことがある。
  • Savings Accountという、基本的に貯金を目的とする口座の利率が、0.01%など、ほぼ0に近いのが多い。
  • これらの銀行は、その銀行のATMじゃないと、手数料を取られる場合が多い。

これらの問題を全て解決してくれるのが、Alliant Credit Unionだ。

  • Alliant Credit Unionの、Checking AccountとSavings Accountは共にお金を全く入れてなくても、維持費は無料である。
  • Alliant Credit Unionは、支店がないため、電話サポートが非常に手厚く、24時間いつでもかけても、筆者の経験から言うと半分以上は待ち時間0で出てくれる。最長で待ったのは一分以内である。
  • Savings Accountの利率は、なんと年間1.1%。つまり、100万円入れておいただけで、一年後には1.1万円帰ってくるのだ。
  • ATMが無料で使えるところは全米で8万ヶ所以上あり、無料で使えないところも毎月20ドルまで手数料を払い戻してくれる。(つまり頻繁に現金を引き出さない人なら、全米全てのATMが実質ただと言うことだ)

支店がないと困るんじゃないか、と思う人がいるかもしれないが、実際は支店にいく必要がないように全て工夫されているため、何か問題があっても、全て電話で解決できる。むしろ、支店に行くとなると、仕事を早く抜けたりする必要があるため、電話だけで全て済んでしまう方が、筆者は楽だと考える。

Alliant Credit Unionは、指定された企業の従業員、もしくはその親族なら無料で口座がつくれて、そうでない場合、「Foster Care to Success」というチャリティーに10ドルの寄付をすれば、会員になれる。(チャリティーとの結びつきは全くわからないが、10ドルの寄付をする価値は十分あると筆者は考える)

隠れた最強のクレカ、「American Express Blue Cash Everyday」

「American Express」と言う名前のくせに、アメリカではそこまでメジャーじゃなかったアメックスだが、着々とサポートが増えてきて、過去数カ月では、アメックスが使えない状況に陥ったのはたったの1回だ。

私がこのカードを最強と考える訳は、以下の通りだ。

  • アメックスは、比較的限度額に甘い。実際に筆者の持ってるアメックスの限度額は、別に持ってる私の2つのビザのクレカの限度額の総額よりも高い。アメリカに引っ越してきて、日が浅い人には、限度額をあまり高くしてくれる場所は少ない。かといって、現実問題、月の限度額が数百ドルでは、生活もままならない。そんな人にアメックスはオススメだ。
  • このカードは、食料品の買い物での支払額の3%を現金還元してくれる。アメリカの日系スーパーで買い物をしていると、輸入品が多いため何かとかさむことが多いが、このカードで払うだけで、全て実質3%オフと言うことだ。
  • ガソリンスタンドでの支払いは2%現金還元、その他は全て1%現金還元となっている。
  • 年会費は無料。

以上の2つを揃えるだけで、貯金の1.1%が利子としてもらえ、全ての食料品が3%引き、その他は最低でも1%引きで買い物ができる。夫婦や、家族でアメリカにきている人の場合、貯金200万円ほどあり、月の出費も10万円は超える人が多数なのでは無いか?そうすると、 200万円x1.1%+10万円x1%x12ヶ月=3万4千円が年間で手元に帰ってくることになる。つまり、利子と、現金還元だけで、毎年ちょっとした週末の家族旅行ができるほどのお金が貯まることになる。

そして、アメリカでの滞在が長引き、クレジットスコアが上がってきたら、他にも様々な特典がついたクレジットカードを入手したり、貯金も溜まってきたら、もっと長期的な投資と言うのに次のステップとして進んでいくのが最善策と筆者は考える。

About The Author

nipponomiaCo-Founder, Writerヒデノリ
平成生まれ。東京出身。
中学で英語に目覚め、アメリカ留学に興味を持つ。
高校卒業後渡米し、パブリック・アイビーの1つにも数えられるアメリカの名門州立校にて数学を専攻、オールA卒業。

現在は、シリコンバレーにて某世界的IT企業本社勤務。趣味はロッククライミング。

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Hidenori

Born and raised in Tokyo. Moved to MN at the age of 19.
Having survived four winters there, I have moved to California.

Currently working as a software engineer in the Bay area.

I enjoy rock climbing, and I love traveling abroad! My profile picture was taken in Morocco :)

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